今般、グローム・マネジメント株式会社は、株式会社サイバーセキュリティクラウド（東京都渋谷区、以下「ＣＳＣ社」）と提携し、 新たな医療業界向けサイバーセキュリティ対策サービス開発などに向けた共同研究を開始する契約を締結しましたので、お知らせいたします。

ＣＳＣ社は、クラウド型WAF(Web Application Firewall)「攻撃遮断くん」やAWS (Amazon Web Services) WAF、 Azure (Microsoft Azure) WAFのルール自動運用サービス 「WafCharm(ワフチャーム)」等から得られるサイバー攻撃検知に関するビッグデータを駆使した、サイバーセキュリティ対策における我が国のリーディングカンパニーです。

昨今、新型コロナによる企業等におけるテレワークの浸透などを背景に、サイバー攻撃の脅威が高まっています。またサイバー攻撃による企業や組織からの情報漏洩が大きな社会問題になっており、 且つ企業においても深刻な経営リスクとなっています。

そうした中、インターネットに接続された機器が無数に存在している医療機関では、悪意の攻撃者が機密データにアクセスできる脆弱性が少なくなく、 診療情報を含む膨大な個人情報を扱うことから、漏洩時の被害が甚大なものになるというリスクを抱え、サイバーセキュリティ対策が喫緊の課題となっています。

今回の取り組みでは、当社が持つ医療機関や福祉施設運営における豊富な知見や、実際の現場における実証機会の提供を通じて、医療機関向けのサイバーセキュリティ対策ガイドラインの策定や、対策サービス開発などに向けた共同研究を実施して参ります。

これにより誰もが安心して医療サービスを利用できるよう、ますます高まる医療機関のサイバーリスク軽減を支援するほか、最適なサイバーセキュリティ対策サービスの開発を通じ、より一層社会に貢献して参りたく存じます。

以上